【無理のない家づくりコラム】　第1回

青森県弘前市を中心に藤崎町、板柳町、鶴田町、大鰐町、平川市、田舎館村、黒石市、青森市、津軽地方でローコスト住宅・新築・注文住宅を手掛けるYour Homeです！

皆様こんにちは！YourHomeの白井です♪

最近当社に来ていただくお客様で『なぜ当社に来られましたか？』とお聞きすると『【無理のない家づくり】に惹かれました！』という方がありがたい事に増えてきました♪

私自身、自宅を建築した時は【無理のない家づくり】を意識して計画して建てました♪

お家を建ててから数年経ちますが、住宅ローンの支払いは非常に楽です！！もちろん貯蓄も毎月無理なくできており、家族で旅行にも行っています！

自分自身が【無理のない家づくり】を行う経緯で感じたことは、お家を建てたら終わりではないという事です。

お家を建てた後も不動産取得税の支払いや、固定資産税の支払い。光熱費、車関連の支払や家具家電の購入など住宅ローン以外に関わる費用は多岐に渡ります。もちろん建てた後は自分の資産になりますので、維持管理費が必ず発生します。

私はリフォーム業界にも長く従事してきましたので、新築時は建物が綺麗な状態でも時間が経過すると劣化していき、修繕やメンテナス等の維持管理が必ず必要になる事を知っています。建物の劣化はどんな技術を用いても防げる話ではありません。物には寿命があり必ず壊れる時がきます。建築物も例外ではありません。

住宅ローンを限界ギリギリまで借入して生活していく場合、年数の経過により建物の維持管理の為に修繕やメンテナンスが必要になるタイミングで、メンテナンスコストを捻出できない方は少なくありません。

だからこそ貯蓄ができるくらいの余力を残しつつ家づくりの計画を立てる必要性を日々感じております。

また【無理のない家づくり】を当社にお越しいただいたお客様にお伝えしていく事が使命だと感じております。

【無理のない家づくり】の進め方は、今現在カタログ作成中ですので、気になる方は資料請求する事をお勧めいたします！【まだ現時点では資料請求できませんが近日中に完成する予定です】

その中で今回は家づくりにおいて、私が大事に考えるポイントを一つだけお伝えいたします。

【返済比率】

この言葉をお聞きになった事はありますか？

住宅ローンの借入を行うのであれば非常に重要なＰＯＩＮＴです！

返済比率とは年収に対する年間返済額の割合を表した指標になりますが、この数値が低ければ低い方が【無理のない家づくり】を行う事ができます。

一般的には返済比率20～25％くらいの間で住宅ローンを借入する事が安心だと考えられています。

細かくいくと額面収入か手取り収入かによって返済比率は変わってきますが、一旦額面での計算をしてみます。

【例①】世帯年収400万円のご夫婦の場合　※金利は一般的金利の1.5%で計算してみます。

返済比率20％の場合は総借入額2,500万円で月々返済額69,293円です。【40年返済】

年収400万円の手取り収入はざっくりですが約320万円、12カ月で割ってみると、月の手取りは約26.6万円です。【ボーナス無し】

月の手取り26.6万円から住宅ローンの69,293円を差し引くと残りは約19.6万円です。この住宅ローンを差し引いた残額から、車関連費用、通信費、光熱費、医療費、保険代、食費、税金【固定資産税】、教育費、趣味、その他の費用などを支払っていく必要があります。

もちろんメンテナンスコスト費用も貯蓄していく必要がありますので、例えば月に1.5万円貯蓄していくとなれば10年後には180万円貯蓄がある計算になります。

10年後に180万円の貯蓄があれば大概のメンテナンス自体は問題なく行う事ができます。【建物の大きさによりますが】

上記の場合であれば、【無理のない家づくり】で安心して生活していく事が可能ですが、よくあるパターンを下記に記載してみます。

【例②】世帯年収400万円のご夫婦が限界ギリギリまで借入した場合　※金利は1.5%で計算してみます。

返済比率30％で総借入額3,650万円、月々の支払額は101,167円です💦。【40年返済】

月の手取り約26.6万円から101,167円を差し引くと残額164,833円になります。例①と比べてみると月々支払額が31,167円も高い事が分かります。【なんと40年返済で約1,490万円も多く支払う事になります💦】

例②は支払っていく事がかなり厳しい金額ですが、ローン自体は承認されるケースもあります。銀行の審査の内容によりますので何とも言えませんが、仮審査が承認されると不思議と人はなんとか支払っていけるだろうと考えてしまいがちです。

しかし40年という長い期間です。月々の支払が高ければ高いほど生活は苦しくなっていきます。貯蓄も出来ず、家族での旅行などにも費用をかけられず、住宅ローンの為に働いている状態になってしまいます。いわゆる【住宅ローン貧乏】ですね💦

しかし多くの方は一生に一回の家づくりという事もあり、どうしても計画自体は大きく【高額に】なってしまいます。

上記の例②の計画で考えると世帯年収の約9.1倍の借入となりますが、ハウスメーカー・工務店によっては8～9倍ぐらい借りるのは一般的ですよという営業マンもいるようなので注意が必要です。

実際に年収の9倍の借入はよほど収入が増えていく計画じゃない限り、支払に苦しむ計画になる可能性が非常に高いと言えます。

営業マンに仮審査を勧められ、しかも年収の8倍や9倍以上を勧められた場合は、一度立ち止まってしっかり検討した方が良いと思います。【仮審査はしっかり計画が確定してから行う事をお勧めいたします。なんとなくやその時の雰囲気で仮審査を受ける事はリスクが高いのでお勧めできません。返済比率の事も考えて自分たちにとって適正な借入額なのか検討してから契約に進めても遅くないです。】

いくら素敵で性能の高いお家が完成しても、支払っていけなければ計画としては失敗だと思います。

※今回の例は一例で各ご家庭の職業、支出や貯蓄などによっても大きく変わってきます。

このように家づくりを検討する際は【返済比率】をしっかり意識して計画を立てる事を私達【Your Home】ではお勧めいたします。

【無理のない家づくり】をご希望の方はお気軽にご相談ください。

それぞれのお客様に最適な資金計画、銀行選びをお手伝いいたします！もちろん無理な計画はスタッフ一同お勧めいたしませんのでお気軽にご相談ください！

第1回から濃いめの内容になってしまいましたが、不定期で皆様にお伝えしたい内容を思った時に書くというスタンスでやっていきたいと思います♪笑

次回は【無理のない家づくり】の流れについてお伝えしていきます！！

ではまたお会いしましょう♪

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